木造ドミノ研究会立ち上げ

東村山の現地見学会を行いその後木造ドミノ研究会の発足会があった。これからの様々な「動き」が期待される。そしてまたこの場を様々に「知る」「納得する」場にしていかなければならない。昨年来の新法騒ぎを含め現状の基準、法規など目の前の事々にのみ拘泥することなく、これからのわれわれの望むスタンダードを探すことが、ここまで来たドミノをより面白いものにしていく鍵だろうと思う。特に耐久100年を超える「サポート」を木構造で出現させたことはそれが100年後においてもそのように見え、認識されるものとすることが必要であり、求められる性能のすべてを今デザインすべきなのだろう。先日の欧州での知見などを振り返りつつ、一歩先を考える面白さを、もう一度取り戻したい、と思う。
by noz1969 | 2008-03-24 12:06 | 野沢正光建築工房
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