ドイツ 29日

バーデンバーデンのホテル周辺はカジノを取り巻く広場、キオスク、それから劇場などがある。19世紀のお終いのころの街ではないか。左官による古典を模した建築に幾分装飾的な鉄のフレームが付きガラスのひさしが付いている。朝散歩してその向こうに流れる川の先の市街地を覗く。

一路フライブルグへ。VAUBAN着。9年がたつという。延伸されたトラムが走り、計画はほぼ終了したようだ。以前訪れた折の数倍の住宅地になっている。最初期の住宅について説明を受ける。断熱、南向き大開口、ヒートブリッジ対策、などとともにトイレ台所からの排気を含む熱交換換気が面白い。小型のコジェネが供給空気の加温に使われている。この住宅は団地第一棟目で市の整備するインフラが未完成の時期の建設。それとの関係が無い。独立的に収支している。旧市街を見る。6連のトラムが走り抜ける。その後駅周辺に。今は車の走る新市街地も数年で車を排除し、トラムを整備するという。徹底している。それのよりまた大きく変わるだろう。高架鉄道駅の向こうに市の新しい劇場があった。

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「各住居トイレからの熱交換換気のダクト。ガラス管は廃熱回収後のコジェネ排気煙突」

郊外のスキーリゾートとなっている集落、スキージャンプ台を見る。雪は無い。昔大きな農家であった建物で営むレストランで食事トラウト、ビーフなど。ワインもいい。深夜宿へ帰る。
by noz1969 | 2008-03-01 13:33 | 日記
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