ドイツ1

2月27日

KempinskiHotel Falkenstein
エアオーストリーは食事のレベルが高い。寝て、食べてウイーン着、乗り継ぎでフランクフルト。同行I氏の運転のレンタカーで市内から20分ほど、西南に当たるという丘、上に城が見える、のホテルへ。投宿。周囲に19世紀中かと思わせる大きめの家々が建つ、林の濃いエリアである。その夜は何も食べず。部屋へ。一度ベッドに入るが一時ごろから朝方まで目が覚めて寝られず。空腹も現れ食料は無い。冷蔵庫のビールを飲み半日分の仕事。メール確認、依頼された原稿執筆など。

28日
5時過ぎに再度の就寝。翌朝周辺散策。宿も概観と主要な部分を残し今日求められる性能に改修されている。を含めてとなりの家も大きい。これも今はスパに改修されている。隣に高い煙突のある病院、ひょっとすると当時のサナトリウムか?なんとなく都市との位置にそう思う。

昼、一時ロスチャイルドの所有の時期のあったというヴィッラでI氏旧友87歳と会食。なかなか大変な建物。創建時にはフランクフルトの富裕のサマーハウスとして。市街から丘を登る景勝地に立地、ゆるい芝の斜面の向こうにフランクフルトを遠望する。昨晩の宿のある辺りは旧ドイツ帝国時代の軍人病院として出発、その後、案の定サナトリウムとして使われたという経歴のようだ。その方からの知見。これらの建築が様々に変転しながら使われていることがいまさらながらの感慨。
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その後クリストフインゲンホーフェン設計、ルフトハンザ.アヴィエーションセンターに立ち寄る。アトリウムの気積がオフィスのそれと同じという典型的北方サステイナブル建築。執務スペースのほとんどはアトリウムに面する。それにしても一人当たりの体積、床面積が大きい。内側のサッシは木製、コンクリート躯体は現場打ちとPC。詳細は日本板硝子のSPACE MODULATOR92 2007年12月にある。ドイツ1_e0079037_1351592.jpg
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by noz1969 | 2008-02-29 14:00 | 日記
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