小さいドミノの打ち合せで栃木県の黒磯へ。
現場へ着いた時は晴れていたのですが、しばらくすると雪が降ってきました。
黒磯は雪が降るため、屋根の勾配を3寸にしています。
登り梁に構造用MDFを規格サイズの910づつ割り付けていくと端数が出ました。
そこで中央で合わせるとこんな風になりました。
アクシデントから生まれたデザインですが、きれいです。
現場へ来た一番のポイントは構造です。
軸組み、金物、中心の柱まわり、構造用MDF。
木造ドミノは構造が特殊なため、大工さんは少し戸惑うようです。
例えば、ホールダウン金物は建物の四隅にしか使ったことがないとのこと。
図面で指示するだけでなく、何故たくさんの金物を使うか等、現場で通じるマニュアルが求められます。
(織田)