COURRIERjapon

以前ナチの5キロにわたるホテルの廃墟についてこのブログで引いたことがある。その後もたまたま購入した本誌にコルビュジェの21の建物が一括世界遺産登録の申請をしたという記事があった。昨年最後の号はエコロジー特集であった。ここではジャンヌーベルのケ.ブランリー美術館の過激な壁面緑化がパトリック・ブランという植物学者によることが紹介され、ロンドン郊外のビルダンスターの ZED BEDの紹介ではこの計画に参画したNGOが世界各地に計画を展開中で2009年までに5つの計画が進行、リスボンの計画はすでに着手していることが掲載されていた。当然ながら建築メディアとは当然異なる視点での解説が興味を引く。こうして見ると、海外の通常メディアは建築や環境につき具体的で突っ込んだ記事を掲載することが比較的多いのかもしれない。
さて昨日出た最新号はメインはリトビネンコ関連でスパイの特集。あの佐藤優さんの巻頭コメントのサービス付き。サブに温泉特集、ここでズントールのテルメ・ヴァルスが掲載、川俣正とオランダの建築家が設計したホテル・カステル、グリムショウがバースの18世紀の施設の改修再生を行っていること、スペインではゲイリーの設計のスパがあることなどが紹介されている。リーダーズダイジェストと言うアメリカの雑誌が翻訳刊行されていたことがある。(レーモンドのリーダイビルが壊された跡に建つのが毎日新聞社ビル)今日版ニュース版のリーダイといったところか。様々な情報を紹介、NHKがBSでBBC,アルジャジーラなどワールドニュース、最近はアジアの各地のニュースも流して面白いが匹敵する面白さである。(野沢)
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by noz1969 | 2007-01-19 13:47 | 本・DVD
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