三連休が、、、

週末三連休のはずが日曜日のみ休日、ということに相成った。土曜、法政大学大学院の講評、月曜横浜国立大三年生の前期後半の課題講評であった。法政の最終講評は以前から土曜日であり横国は今年度から月曜が設計課題エスキス日となり休日の授業は4月の段階からわかっていたことではある。
法政大学院の課題は4月から7月までの長期の課題である。途中 中だるみすること無く 息が続くかが、成果に大きくつながるが、今回各学生の地元を敷地として選択することとしたのは好結果であった。ふるさとを考えることが一定の成果となり、作品に地域ごとの課題が反映されたし、建築のタイプにも地域ごとの状況を踏まえ バリエーションががあった。ただ時間をかけた割には思索密度が厚いとはいえぬものが過半。どうしたことか。
反面 国大三年生は前期の課題が二課題あり前半はグループ設計でそれを受けてその後半の課題である。敷地も前半課題と同じ、隣を考えることとなる。横浜市内の難しい敷地である。何とか格闘を続けてそれが結果となったのだが、図面の精度など 成果物には 数人を除き不十分さが残る。提出までの時間管理が出来ず 作業を闇雲に続けた結果プレゼンをまとめうことが不十分 ということであろう。ただエスキスの段階で大きな模型での検討がこの学校では普通のこととなっていることなど、建築を考える熱意と意思は高いレベルにある。加えて 手書きのスケッチによる継続的な検討が重要であることを再認識すべきかとも思う。女性が例年以上に圧倒的に成果を挙げていたのはなぜだろうか?
by noz1969 | 2014-07-23 12:25 | 日記
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