和水町立三加和小中学校完成見学会

昨日が県アートポリス主催の和水町立三加和小中学校完成見学会であった。曇天であったが130人以上が参加し、盛況であった。知人も数人駆けつけてくれている。屋内運動場に集合、私が全体の計画、プロポーザル段階から竣工までの経緯を解説、その後会場である屋内運動場の解説に移る。架構は山辺さんが担当、久しぶりにここに来たが架構のすごさ、面白さを改めて実感する。柴田さんが計画の詳細を話す。多くの人が室温が極めて安定した状況にあることに驚いている。底冷えから見事に免れている屋内運動場を体感する。当日、外気温は4度だったが、室温は13度ほどをキープしている。前々日の夜間最低温度がマイナス5度ほどであるのに対し、室温は昼夜を問わず13~15度ほどで変移している。ここ数日の外気温と室温との最大の温度差は18度!構造は「束ね重ね材」による登り梁架構である。その後教室棟へ。玄関側の階段状のスペースに集まり話す。壁柱として使用した「束ね重ね材」のこと、方杖架構のことなどを山辺さんが話し、次に温熱環境のことに至る。東大森さんの説明。音楽室に移動。改修部について中村さんが話す。参加者は三々五々、改修校舎などを見て終了となった。
このプロジェクトに関わった県の方々、町の方々も一様にほっとした様子であった。
御参加くださった皆さん、ありがとうございました。
宿泊先の熊本市内への帰り道は雪混じり。市内で打ち上げ、ご苦労さん会。飲む。
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by noz1969 | 2014-02-19 14:55 | プロジェクト
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