<   2012年 06月 ( 3 )   > この月の画像一覧

自宅のこと

最近、自宅についての記載をしていない。が、ニュースはある。放送大学の先生になった難波和彦氏が講義は全編ロケでやる、と称し取材活動を始めた。我が家も取材対象ということで5月半ばに訪問があった。難波先生のほかNHKエデュケーショナルのディレクター、カメラマンなど重厚なスタッフが来訪、 ハイビジョンカメラをセットし対談形式の取材をうけた。終了の後は地下室で難波氏とあれこれ懇談、スタッフはその間あちこちカメラを回したはずだ。どのような講座になり我が家がどのように登場するのかは来年の放送大学難波講座の開講を待たなくてはならぬが、楽しみ.当の難波先生はテキスト執筆で難渋しているやにうかがうがただ今は、このためのヨーロッパロケである。上手いことやってもいらっしゃる。

その頃からだろうか。例の栴檀の巨木に異変がある。このことをブログに記載するとちょっとした事件(といってもネガティブなものではないが)になることが予想される、と言う人が居る、と、いうことで残念だが これ以上ここに書くことができない。このことが我が家の話題にならない日はない。

もうひとつ。6月に入った頃、ことしも夏モードへの模様替えをした。この頃になると先の栴檀の葉も繁茂し庭一面に影を落としている。。模様替えは南の窓に「よしず」を吊るし窓を開き網戸での開放モードとし、居間の西北の大きな窓の前にゴーヤのプランターとネットを配するという作業である。これをすると一気に内外からの見え方が変わるから不思議である。なんとなく リゾート??になる。

ゴーヤは最近はどこでもやっている。緑のカーテンはブームでもある。今回の主題は「よしず」のほうである。「よしず」は近くのホームセンターで購入する。が、ここでひと手間かける。6尺×6尺の「よしず」、ホームセンターで販売されているのはほとんどが中国製である。なんと価格は600円をわずかだが下回る。これを注意深く観察すると6尺の長さを三等分するあたりに細い竹が入っている。ここを目当てにこれを三分割するのである。概略そのあたりで葦を編みこんでいる紐を順次切る。ばらばらにならないように平坦なところに平置きにしてやると良い。数本の葦を切断の前に引き抜いておくのが上策である。ここに新たに細竹(これもホームセンターで入手7,8本の束で200円ほどか)を縛り完成とするのである。もちろん、切断した残りの「よしず」の紐も縛る、このことをお忘れなく。三分の一は60センチであるが数本引き抜き新たに細竹で始末するから出来上がりの丈は55,6センチほどになる。これを軒先に吊るす。
この国の住宅はそのほとんどが真南を向いていない。先日の調査でつくづく実感した。みんな敷地の形に支配され南向きの配置が出来ないのだ。多くの南立面図は東南または南西立面図であり、ひどいのはほぼ45度西向きであった。つまり、多くの家で通常のひさし長さでは夏の日射遮蔽が出来ていないということになる。日射は直接室内に侵入し室温のきわめて高くしていることとなる。クーラーがいくら高効率のものであってもこれでは何をしているのか皆目わからない、温めながら冷やしている、ということだ。
私の「改よしず」(改造したのでこう命名。だが「快よしず」でもいいかもしれない)はこの難問を見事に防ぐのである。三本製作にかかる費用はたったの600円と少々、一本あたり200円!!である。ひさしの下に吊るし直接雨がかからなければ5,6年は間違いなく使用可能ではないか。先ほども言ったが、中からの見栄えも極めてよい。また無論外部からの視線をも防ぐから開け放すことの問題もない。、西、東に向く程度により長さを調節するのが良かろう。クーラー頼みの方のクーラー脱却に是非。また脱却不可能の方であっても、たった200円で、太陽の熱を取り込んでおいて冷却する愚を相当量削減、よりいっそうの快適化をするはずである。ぜひお試しを。
e0079037_20535421.jpg

e0079037_2054566.jpg

by noz1969 | 2012-06-23 14:15 | 日記

渋谷コロキウムという講演会

 東京都市大学が大学外で講演会を定期的に開いている。宿谷さんに誘われその第32回コロキウムに招かれ、話すことになった。タイトルは「つかいつづけること、なおしつづけること」、愛農のことや見聞きした維持管理改修を徹底し長く使い続ける建築のことを話そうと考えている。宿谷さんは「からだのしくみと快適な熱環境」と題したお話をされる。日時は来週 6月25日(月)18時から。会場は渋谷のセルリアンタワー東急ホテルB2階「ボールルーム」もちろん無料である。よろしければ会場にお運び下さい。

http://www.tcu.ac.jp/lecture/seminar/details/32.html/

e0079037_12132979.gif

by noz1969 | 2012-06-21 12:03 | 日記

立川市役所へ

昨日 立川市役所へ出向き 市長、副市長ほか建設当時お世話になった方々と会った。市庁舎が「日本建築学会作品選奨」を受賞、いただいた金属製の重いプレートをお届けするためであった。二階の市長室はこの建物ではこことこの上の三階だけに存在する西向きの大きな開口部がある部屋である。その向こうに60メートルの幅のあふれる緑の道が見える。西日を避けるためのルーバーが予算の都合で設置できなかったところだ。そのテラスにプランターが置かれネットが設置されている。パッションフルーツによる緑のカーテンの準備である。話題はおのずとエコロジカルな、環境指向の話題に。清水市長はことのほか植物、農業に詳しい。西日というネガティブな話が収穫が楽しみな植物の栽培に、手入れを楽しみにすることに向かう。これが3,11以降の社会である。繁茂が楽しみだ。開口部が開閉でき、周囲にプランターの置けるテラススペースがあることの利点、意味を再確認した。
市長室を辞去し中央の大きなアトリウムにいたる。のこぎり状の屋根の上のふたつの風塔が全開している。各階の欄間も全開である。中庭の窓もあちこち開いている。注意深く室内気候を観察する。おだやかな自然風が不規則に感じられる。明らかに空調空気と異なる心地よい体感である。3,11以降、この建築の運用はここを仕事の場とする職員の自発により、きわめて注意深く、様々な工夫に満ちている。いくぶん曇りがちであったとはいえ6月に入った今、日中、全館自然換気で執務している市庁舎、オフィスビルはそうないのではないだろうか。建物内は快適な温度を保つ。昨夜も風塔が開かれていたに違いがない。PCコンクリート躯体が夜間外気温が蓄積されているのだろう。いくぶん冷たい。それが日中の室温に大きく貢献している。ナイトパージの威力といえよう。
夜間の外気取り入れは仮に空調使用時であっても立ち上がりの負荷を低減し、一日の負荷をおおむね半減させている。この日の立川市庁舎は空調負荷ゼロで運用されたと考えてよいだろう。試みは成功したと言ってよいだろう。
e0079037_1226568.gif

e0079037_1227471.gif

by noz1969 | 2012-06-06 11:37 | 日記