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豊橋にて

週末の愛農行きは豊橋泊。安城で阿部建設により建設中の「ドミノ」の状況をを確認したい、ということが理由である。ここにはOBのK君がいて、今回の安城の「ドミノ」をサポートしてくれている。翌朝、彼の事務所にお邪魔する。少々打ち合わせ。彼の事務所+自宅は豊橋名物「水上ビル」にある。上手にリフォームされている。上階がすまい。戦後どのような事情によってか、河川の上に延々とビルが建てられた。河川はじつは農業用水であるらしい。今は水の流れは無いとのこと。当日が日曜であったため店舗などの営業が無かったのだがこのどこにも無い風景は決して寒々しい風景ではなかった。工夫によって必ず活況を呈する場になりそうなポテンシャルを感じる。
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K君の車で安城へ向かう。途中K君設計の鉄造住宅を見る。力作である。以前から気になっていた「蒲郡プリンスホテル」に立ち寄る。新幹線からも見える偽和風?のホテルだ。スタッフによると昭和9年創業、蒲郡の市と商人の出資によって建てられてとのこと、建築家は家久野さんと村瀬さんとのことだが心当たりは無い。なかなか凝った造りで決していやみでは無い。昭和期に入るとこうした造形も幾分モダンになりシンプルになるのかもしれない。松の木々とつつじの刈り込み、その向こうに海、竹島を近くに遠くに渥美半島が突き出る、なんとも日本!!という景観がそこにある。一度だけ訪れたことがある惜しくも焼失した松島ホテルを思い出した。
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その後安城、ドミノにしてはゆっくりなペースだが急ぐ必要の無い一棟目だ。各所に阿部建設仕様。帰途豊橋名物田楽と菜飯の店「きく宗」で遅い昼めし。帰る。
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その後ちょっと調べたところ ホテルマンの話はちょっと変で、建築家はあの久野節(鉄道省技官、大阪難波南海駅ビルなど駅併設百貨店建築などで著名)ということです。カクノさんは変だなとおもいました。鉄道省が観光局を設置、国際観光ホテル建設を公募その結果選定され、建設されたとのこと。選定は鉄道省の縁故ですかね。地元の事業家滝家(タキヒョー)が建設。
by noz1969 | 2010-10-25 16:45 | 日記

愛農減築完成

週末愛農へ行く。今回の校舎減築改修の工事についてはほぼすべての仕事が終了した。最後まで残った南面の足場もとうに無い。室内環境は良好のようである。棟温度50度。焼き杉板の部分の納まりも色合いもいい。
これからの計画についてあれこれと話す。構内にコンクリートブロック造のひどく気になる建物がある。これは校舎よりも古い。この建築についての資料が発見され、ブロック一つ一つを自ら現場で手造りしたもので戦後「農民住宅をコンクリートブロックで農民自らの手で」、という運動を主導した人の手によるもののようである。コンクリートも実にしっかりしている。何らかの手段で再生を考えることになるだろう。当初の目標である木造校舎の建設についてもその規模、用途などを検討していくことになる。それらを含めキャンパスの今後を考えていくことになる。既設の改修による快適化をはたしながら新しい建物を建てる、それにより新しい愛農学園の姿が少しずつ現われていく。このことに関わり続けていくことになろう。楽しみである。

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南東面 
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東面 妻面焼杉張
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西面 耐震壁焼杉張
by noz1969 | 2010-10-25 15:09 | 日記

逗子小坪の住宅

25年ほど以前に設計した「逗子小坪の住宅」には今、新しいオーナーが住まわれている。先回一部の改築をしたことをブログに書いた。今回住まわれてから初めてお邪魔したが室内は驚くほど綺麗である。もちろん以前のオーナーがとても丁寧に住んでいたからではあろう。買い取られてから障子に張替えをされたり、家具を配されたりされているのだがその一つ一つが実に気配りにあふれたもので驚く。
今回の訪問はソーラー研時代の実に複雑きわまる小屋裏の実験的空気集熱装置を今日のOMの仕組みにに更新する工事を見るためであった。今までここにあった25年前の装置、重層する複雑なダクト、お湯取りのため設けたエアハン、貯湯槽、湯沸かし器、様々な計測機器などを撤去、新しいものに入れ替えたのだ。当時は室内循環であったが、今回は外気を小屋裏から取り込むよう変更、もちろんPV駆動である。一部今までのダクトを流用しながらシステムはまったく新しいものとなった。週末行われた試験の結果も順調のようで所期の目的の集熱温度を確保しているようだ。この冬の状況が楽しみである。ソーラー研からオーエムの今日が繫がり、再生を果たしたのである。古い機関車が新しいメカニズムで走り出した、そんな気分である。
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by noz1969 | 2010-10-25 14:19 | 日記

環境・建築シンポジウム2010

日経BPセミナー「環境・建築シンポジウム2010」にて講演させていただきます。
ご興味のある方、お近くの方は是非お立ち寄り下さい。

【基調講演】環境の時代と建築~エネルギーの面的利用へ~
日時:2010年11月11日
会場:目黒雅叙園
定員:250名 先着順
受講料:無料 ※事前登録制
by noz1969 | 2010-10-21 22:17 | 講演

相羽建設のお祝い

昨日曜日、京王プラザホテルへ。相羽建設40周年の式典が開かれた。おおきな会場に大勢の客、今回は相羽さんの会長就任、相羽健太郎さんの社長継承がある。それだけに相羽さんも感慨ひとしおだろう。
式典のはじめに指名され長池ネイチュアーセンターの頃のこと、ドミノのことなどを振り返りつつ、オーエムによる既存改修の実験のことなど話す。社長継承の式が行われ新社長がパワポを使い「施政方針」を示す。その後宴会。これも盛大であった。友さんとオーエムの飯田さんが私の隣の席。にぎやかな吹奏楽団の演奏や祝辞のなか、あれこれと話す。オーエムの工務店は実に知恵に満ちたリーダーに恵まれていると振り返る。シンケンの迫さん、イトコーの伊藤さん、小林建設小林さんなどそうした人々に会う。。先日残念ながらなくなられた深谷さんももちろんそうした人の一人であった。オーエムの二十数年の歴史、相羽建設の40年のうち半分の20年がオーエムとの時間であったという。先日新しいオーナーの下、改修の手が入った逗子小坪の住宅は25年、オーエムの生まれる以前、奥村らと一緒に「ソーラー研」をやっていたときのものだ。四半世紀の時間がいかにあっという間に過ぎるか、を思う。相羽さんとはドミノの新しい仕事が控えている。奥村さんのこの会への出席が叶わなかったのが残念であった。
by noz1969 | 2010-10-18 12:47 | 日記

深谷さんご逝去

深谷建設の会長 深谷さんが亡くなられた。週末 通夜に参列のため那須塩原へ行く。葬祭場は花輪の列、場内も生花であふれていた。地域工務店として深谷建設が果たした仕事の大きさを思った。いわむらかずお絵本の丘美術館、七井保育園、七井デイサービスセンター、高根沢医院、三森医院と住宅、いわむらかずお絵本の丘美術館アトリエ棟、那須の週末住宅、深谷建設実験ドミノ住宅など深谷さんにはたくさんの仕事をしていただいた。そのどれもが私にとって記憶に残る仕事だ。少し早すぎる、との思いが残る。ご冥福を祈る。
by noz1969 | 2010-10-18 11:51 | 日記

美しい屋根2010

日経アーキテクチュア特別編集版「環境新時代の美しい屋根」に対談記事が掲載されました。
星野リゾート経営企画室 宮脇省造氏、MAX KENZO会長 藤田秀雄氏との対談です。
お手に取り、ご覧頂きたくご案内させていただきます。
by noz1969 | 2010-10-08 14:58 | 本・DVD

雑誌撮影

週末、雑誌の撮影で小金井中町の家を訪れた。
竣工して約5年経ち、家は落ち着き風格が出てきており、住人であるご夫婦の暮らしぶりが表れていた。
全体を点検したが、外部テラスの木部に塗料をぬる程度で全く問題なかった。
ご主人の創作によりテラスの梁にレールが取り付けられ、すだれが動かせるようになっていた。工夫しながら住み続けていただきたいと思う。(織田)
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by noz1969 | 2010-10-04 11:39 | 本・DVD