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立川

e0079037_11324669.jpg土曜日、立川で実施設計説明会があった。台風の影響で雨風ともに強い。そのためか会場は閑散。せっかくの市民向け説明会であったが残念であった。ただし、基本設計までの作業とその後の実施のための作業には大きな違いがある。基本設計の段階で多くの応答が設計に反映している、そう考えると実施の終了は通過する里程標なのかも知れない。ここまで来た。
by noz1969 | 2007-10-29 10:41 | 立川市庁舎

奥村さん傘寿

昨日パーティであった。永橋さん担当の新日鉄の代々木クラブが会場。大分改修されていて昔のイメージは外観のみのようではあるが縁のあるところでの集まり。「20メートルに7階を入れた」と永橋さんの話。今回は研究室OBだけでない、周辺の人にも声をかけた、とのことで長さんにもお目にかかることができた。
by noz1969 | 2007-10-27 09:44 | 野沢正光建築工房

グッドデザイン賞

昨日授賞式、写真を撮りたい、とのことで会場へ行く。この場で金賞などを決めるイベントがある。受賞作品の多さなどから多数の人でにぎわっていた。ボードの前で写真に納まる。数人の予期しない知人に会場で出会う。グッドデザインがこんなに盛大なものとなっていることに驚きつつ、投票など会場でのイベントには参加せず早々に帰った。
by noz1969 | 2007-10-26 14:15 | 野沢正光建築工房

建築家の仕事

えい出版から表題をタイトルとする本が出た。以前雑誌の形で出版されたものの書籍化である。小型になり、扱いやすい。自宅が掲載されている。
by noz1969 | 2007-10-24 18:27 | 本・DVD

30年代

イングランド紀行、スコットランド紀行のことあり、「ABC:国際構成主義の建築 1922-1939」大龍館書店、を通勤の友にする。気になっていたマルトスタムのことが詳述されている。きわめてうまい建築家であったのだろう。ここではロッテルダムのファンネレはスタムの設計となっている。チューリッヒでたずねたブロイヤー設計の二棟の住宅群はアルフレッドロートエミールロートとの協同設計であった。リシスキーの立ち居振る舞い、ソビエト社会の存在、社会状況との格闘がイングランド紀行に現われるスラムと貧困のヨーロッパにとって極めて大きなものであったか、を考える。そしてブルーノタウトも同じ時代の中を生きた人だ。
by noz1969 | 2007-10-23 12:19 | 本・DVD

立川

昨日施工者選定委員会に出席。応募した施工者から寄せられた提案につき委員が採用の可否を討議。
by noz1969 | 2007-10-22 13:30 | 立川市庁舎

住宅建築11月号

住宅建築11月号が刊行された。25年ほど前、増山さんたちが田中さんの指導を受け手がけた民家型構法による住宅、多分第一号だろう。その改修がトップ記事である。改修は増山さんの甥の設計である。とても上手。時間が流れて、新しい世代が手を入れる。民家型はこうしたことを可能にし、使い続けられていく。次がわれわれの「木造ドミノ」である。この二つの考え方が極めて近親の関係にあることにあらためて不思議な喜びを感じる。
30年後の「木造ドミノ」を想像する。その後の記事が稲山さんの自宅だ。記事の中に「いわむらかずお絵本の丘美術館」も登場。三つは連続した記事のように見える。そのほかの記事も充実している。編集部からのコメントに「ほかの記事も見てください」とあった。今号、自信満々なのである。是非ご購読を。
by noz1969 | 2007-10-19 13:01 | 本・DVD

JIA大会

JIA大会が東京で開催された。三日間の会期である。昨日午後「2050年再生に向けて」と題するシンポジウムがあり出席した。環境建築賞発表、受賞者の講演もあり、ほかにも出る機会がある。また[npo団地再生研究会]もポスター展示をするなどの参加している。最初のこれにあわせ「建築家って」日刊建設通信社刊、がJIA20周年と建築家の職能告知を目的に刊行され、シンポジウムとも連動する「2050年から環境をデザインする」彰国社刊が環境行動委員会の手によって編まれ、出版、それからこれは刊行が間に合わず、まもなくの出版となるが同じく環境行動委員会の手によって「環境建築ガイドブック」建築ジャーナル刊が準備され、三冊の書籍が出版されつつある。これら三冊ともにかかわりを持った。数年後に迫るUIA大会を控えている。そうした中、こうした問題が当然浮上する。が、大きな社会的同意を得るため社会が「共有する大きな論理」がほしい、それはまもなく社会自体が用意するのであろう。半世紀後70パーセントのCO2削減の達成はそうした同意無しにはありえそうにない。
by noz1969 | 2007-10-18 13:40 | 野沢正光建築工房

団地再生シンポジウム

国交省住宅局総合整備課長井上さんの挨拶から始まる。福田首相の所信表明で200年住宅が標榜され、厚労省とともに安心住生活支援、福祉サービス拠点整備を進めるという施策の話。期待しよう。
松村秀一さんからは「あるけど何とかしたい」時代の「利用の構想力」という基調講演。コンファマというコロンビアのコミュニテイ施設の話が私の見聞し感心したブラジルの「セスキ」とよく似て興味深かった。サステイナブルソサエティとは成金的消費のつまらなさを客観視し「意図的な貧困」を引き受けその豊かさを試してみることではないか、と考えたことを思い出す。ここに通じる話だろう。
近角さんの求道学舎の解説は私には既知である。このプロジェクトの独創と面白さを再度確認できた。何より、廃墟?の再生に入居希望者のウエイティングリストができたことは勇気付けられる。新しい価値が社会に生まれつつある。
新狭山ハイツの毛塚さんに話をしていただく。「利用の構想力」にピタリ重なる団地経営、とても目が覚める。大切なのは何より自ら考え自ら実行する人であり、チームである。何ができるかはまさに構想であり、様々な知見が醸成されたときに独創が生まれ、力となる。成熟した当事者として能力を発揮する居住者が地域を自らが考え経営するフィールドにしつつある。期待したい。
by noz1969 | 2007-10-16 12:25 | 野沢正光建築工房

「私の文化遺産踏査記」「イングランド紀行」

「私の文化遺産踏査記」という本がある。ごぞんじだろうか。兪 弘濬というひとの著作だ。法政大学出版会から全三冊の邦訳が出ている。ただ三巻目が出るのにかなりの時間がかかった。その出版を待ちかねた記憶がある。これは愈氏の韓国国内のさまざまな寺社、文化財の踏査の記録であり、かの国のベストセラーといっていい出版のようだ。とても面白く、紀行文としてとしてもちろん第一級のものである。先刻私が浮石寺、屏山書院などを訪れた折、事前の知見資料としてとても役立った。こうした優れた著作に触れる楽しさは興奮を伴う。
時代がこれとは異なるが、岩波文庫が昨月と今月、プリーストリーの「イングランド紀行」上下二巻を刊行している。エドウィン・ミュアの「スコットランド紀行」に続いての出版である。この「イングランド紀行」が同様に面白い。1933年ころ、この作家は車でイングランドの全域を旅行する。不景気に包まれる綿糸羊毛などの産業都市、炭鉱の衰亡、キャドベリーチョコレートの企業福祉共同体、コッツウォルド、ナショナルトラストの30年代などさまざまな様態が活写され、当時のコミュニズムの位置などが面白いようにわかる。散らかった、汚濁にまみれた英国の諸都市がここにある。生産の状況は悲惨だ。日本もかなりの頻度で話題になる。産業革命、ビクトリア時代を経て半世紀か、なるほどと思いながら読む。今日訪れるイギリスはいかにもこの風景と異なる。ただし、ここに現れる風景が真実70年前の風景であったことに間違いない、とこの記録、そして今日の姿から思う。風景は様々に変転する。そして時として捏造される。
by noz1969 | 2007-10-15 10:54 | 本・DVD