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自宅

今朝 自宅の写真を撮る。
板金やのしごとが残るがサッシはほぼ取り付けを終わっている。やはり格段しっかりしている印象。そのうち残るいくつかのサッシの更新を余儀なくされるのではないかとの懸念がよぎる。道路側のテラス、覆いのグレーチングに知らない花が咲いている。せんだんの葉も密度が濃い。(野沢)
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by noz1969 | 2007-06-30 16:33 | 自宅の改修(相模原の家)

立川

作業がひとつの山にある。あまりこのプロジェクトについての報告をしていないが、悪戦苦闘中。相手があることもあり、途中での報告が難しい。成果はわれわれの力量の反映、何とかこの格闘を続けていく。
昨日模型の搬入。障害を持つ市民の人への説明の会も同日催された。三階という低い建物、どの階にもテラスがある設計、などの説明を昨年の会に引き続き話す。昨年の持ち越しであるテラスへのスロープの設置の可能性の検討が採用にいたらなかったことについての説明が滓を残す。取り残される気持ちを思うと気になるが、実態として20分の1の勾配のスロープが付けることのできる建築は稀有であろう。なかなか難しい宿題。何とかわかってもらえたのだろうと考える。最善が事実上成立しないとき次善を最善と考えることになる。現実化は金、制度、人などを介して様々な場面に経ち現れる。知恵と検証は尽くしたい。が、最後は再び人々の支える仕組みが建築を成立させるのだろう。そのために話し合い合意を作ることの大切さを思う。徹底的に粘ること。(野沢)
>>立川市新庁舎建設関連情報(立川市HP)
by noz1969 | 2007-06-30 14:53 | 立川市庁舎

東村山 いなげやの北壁

ドミノの現場から見える、いなげやの壁がなにやらチラチラとして遠目にも怪しい。近づくと案の定であった。
金属サイディングにステンレス溶接金網が貼りついている。足元にアイビーが一列に植えられ、幾分成長している様子。見た目にも熱くなりそうな鉄板の上のステンレスの網を厭わずアイビーは覆うであろうか。北面のみに施されているところを観るとそれなりのプロによる目算のありそうなデザインであるような気もするが、見守ろう。そしていなげやの壁一面が緑になることを祈ろう。(野沢)
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by noz1969 | 2007-06-30 14:50 | 東村山プロジェクト

木造ドミノ

昨日会議、様々な展開について話し合う。
システムが開発当初の条件である坪あたり50万円ローコストの達成、からそれを超える様々な成果を持っていることに気付く。かなりの驚きを参加した皆が実感している。何より結果として前例のないオープンシステムの徹底がされたこと、それが基礎から建て方、竣工にいたる各所で合理化を生み、建築の質の確保に貢献している。生産の効率化は慣れるに従い大幅な成果とも成って初期の目論見を越える結果ともなっている。会議では風呂、便所、キッチンの施工までで竣工とし、しつらえはその後のこととすることができるか、今後の公開と品質の確保の仕組みなどについても議論された。
東村山プロジェクトの敷地では整地、基礎、竣工間近のもの、造園の施工がされているものなど、進捗にあわせた木造ドミノの諸段階を観る。(野沢)
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by noz1969 | 2007-06-30 14:43 | 東村山プロジェクト

自宅改修

本日サッシが到着。ノルドの赤いアルミクラッドのものである。
今回の改修に当たりフィックスを多用コストを減。とはいってもトリプルガラス、アルゴン封入ROW-E仕様。15年で開口部のスペックがこれほどあがった。
既存サッシの周辺のガルバリウム鉄板部を解体、窓と窓の中間部から腐朽した木材が露出、乾燥部と異なり濃茶色である。蟻の巣も観られる。サッシ下の枠、滑り出しの障子
下を回った雨水により障子、枠共に腐朽、そこから壁内に雨水の侵入があったと考えていい。重症である。サッシ下がすべて腐っている。庇の無い収まりの難しさ。湿度のない国の製品の使用の難しさ、である。今回のものはアルミ部分がきちんとした押し出し成型によるものであり大分いいはずだが。これも試み。改修箇所がはっきりわかるよう、色のついたものとしたが、結果はどうか?(野沢)
by noz1969 | 2007-06-25 16:59 | 自宅の改修(相模原の家)

森美術館のコルビジュエ展、国立新美術館のスキン&ボーンズ

週末 森美術館のコルビジュエ展、と国立新美術館のスキン&ボーンズを観る。
どちらもかなりの入りである。スキンは明らかに若い女の子、コルは男が多い印象。森ビルではコムスンを思いだす。それにしても良い印象が沸かない環境である。
新美術館は乃木坂から行くと写真で観たうねるガラスのファサードではなくPCの大きな下見板の横がアプローチ。唐突にロビーに入る印象。それはそれで悪くない。敷地に拠るのだろうがどちらを向いて建っているのかがわからない。
スキン&ボーンズはThe Museum of Contemporary Art, Los Angeles.の構成になるもの。建築とファッションの平行的展示、である。映像に拠るもののほかはファッションが実物大の本物、建築はそうは行かず図面と模型それに写真、どう観ても分が悪い。ただしファッションの展示は面白い。全体を流しながら見たが被服とはいかに人体を不自由にするためのものか、そのための?デザイナーのあくなき努力が展観される。ルドフスキーの「みっともない人体」を思う。今日、建築の作業にも同様の傾向が見られる、ということか。カタログを購入、これによると建築とファッションの比重が会場での差ほど感じない。当然である。ここではファッションも本物からメディアに置き換わっている。

さてコルビジュエ展はというと、なぜかあまり面白くなかったという感想である。全般的に既視感によるのかも知れぬ。絵画が思いのほかつまらない。以前確かサザビーのオークションつきの展示で見ているように記憶するが、そのときの記憶、そのときの作品集の記憶?よりつまらなく見えた。会場の大きさの所為か?建築と並んでみていることに拠るのか?建築についてはこの方法に拠るしかないのだろうが展示は原図、写真、模型(かなりのものが、昨年数回の建築家展と同様各大学研究室の競作だ)それに映像である。肝心の図面もなんとなく見慣れたもののように見える。カップマタンの週末住宅、それにユニテダビダシオンの実大模型(これは力作)がある。建築を展覧会の形で見せる難しさを思う。と、先年開催された清家展、吉村展、前川展のどれもがおのおのに個性を感じる展示がとてもよくできたものであったことを思った。それに比し展示に意思、意図が無いのである。ここでも一応カタログ購入、Tシャツも。(野沢)
by noz1969 | 2007-06-25 16:56 | 本・DVD

風力発電風車

先日の朝日新聞にマグナス効果を応用の風力発電風車の開発者が紹介されていた。
マグナス効果とはウィキペディア(Wikipedia)によると

「球形の弾丸が飛翔中に曲がる現象に対しての説明として、1852年にドイツの科学者ハインリッヒ・グスタフ・マグヌス (Heinrich Gustav Magnus) によってはじめて認識された。」もので「円柱または球が回転しながら,粘性を有する流体中を一定速度で移動または一様流中に置かれた場合、円柱または球表面に接する流体が粘性によって回転運動に引きずられ、回転速度及び粘性に相応する循環Γ が周りに発生し、移動方向または一様流に対して垂直の力(揚力)が発生する。今、2次元ポテンシャル流れを考えると、一定速度または一様流速度をU,流体の密度をρ とすれば、発生する力L は次式で得られる。
L = ρUΓ
上式は2次元ポテンシャルにおいて、循環 Γ を有する翼に生ずる揚力の式と一致する。この式はクッタ・ジューコフスキーの定理と呼ばれる。」

とのこと。新聞にもあるように野球のボールがカーブする理屈だという。19世紀半ばの様々な知的興味の様々で目覚しい展開については、いろいろと驚かされるがマグナス効果もそのひとつということだ。ひょっとするとこうした原理にさかのぼることが新しい知の鉱脈の発見につながる?かも知れない。
ご存知のとおり、かの燃料電池も19世紀半ばの発明が今日になって再発見されたものだ。再びウィキペディア(Wikipedia)は
「燃料電池の歴史は古く、1839年にはイギリス のW.Groveが白金を電極、希硫酸を電解質としたグローブ電池により、水素と酸素から電気を取り出す燃料電池の原理を発明している。その後、長らく忘れられた技術であったが、」としている。あきらめないカナダ バラード兄弟のことが思い出される。(野沢)
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by noz1969 | 2007-06-21 10:41 | 野沢正光建築工房

『出版ダイジェスト』原稿

出版ダイジェストというメディアが農文協特集、特に農文協の出版する「全集」 についてのもの。「百の知恵双書」の記事に宮本常一「日本人の住まい」を中心 にこのシリーズを紹介する記事を書いた。以下転載する。

百の知恵双書に宮本常一の「日本人の住まい」が加わった。以前このシリーズで 「棚田の謎」を著した田村善次郎の編集参加により宮本の未刊行の原稿が生き 返ったのだ。写真、図面の選定なども丁寧、特に川島宙次の写真が原稿執筆時と ほぼ同時期に撮影されたものであることも読者にとりありがたい。宮本のフィー ルドワークは様々な人々に様々に繫がっている。私たちの学生時代の集落への興 味もそうしたもののひとつであった。時代が大きく変わる予兆があのころ様々な 人々によりこうした調査をさせたのかと思う。
僕自身が宮本の良き読者であったわけではないがここ数年、文庫本に収録されたおりなどに読み返すことがあった。住まいについてこれ等にももちろん触れられ ているが今回の出版は格別うれしい。泊まり歩きながら体験した宮本ならではの 記録である。
私もこの双書で「住宅は骨と皮とマシンからできている」を上梓しその中で竪穴住居の快適性に触れているが、宮本の記述にも最近まで土間での生活が各地に見 られるとの記述がある。各地の民家はそれを見る視点により様々な発見があるはずであろう。オンドルの遺構が日本にも各地にあることを知り驚いたのは宮本を 継ぐ網野善彦の記述によってだった。住宅の「マシン」(熱源)である囲炉裏や炉がいかに大きい意味を持つかを思うこととつながる驚きであった。興味がつな がるところに考えるヒントがある。眠っていた原稿に日を当てた努力に敬意を表したい。

(野沢)
by noz1969 | 2007-06-15 13:59 | 本・DVD

住総研で

昨日住総研で2007年度研究助成キックオフミーティング。3時半に駆けつけて2006年「研究選奨」の発表に参加。
選奨四研究のひとつに選ばれたわれわれの「山越邦彦のエコロジカルな住宅思想に関する多面的研究 住宅における環境技術のパイオニア、その思想と実線から学ぶこと」の概要を梅宮さんが発表、パワーポイントも要を得たもの。聞きながらあらためて無人の山越邸に入った日のことなど思い出した。
懇親会で深尾さんから思いがけずドイツのPC建築の映像を見せてもらった。70年代初頭のきわめて原理的な大学病院建築。四本足テーブルタイプの構造、われわれのプロジェクトの一つの先達。大高さんの栃木議会棟の命運や、延命なった千葉図書館のことなどが思い浮かぶ。その後鈴木成文先生と歓談、あれこれの話の中で51Cのことなどをお聞きした。そうたくさんの仕事をしているとはいえないがそれでも設計が本職であり今回の論文でも私の参加はほんの一部分であり、大きくは梅宮さん,矢代さんの努力が大きい。それでも設計の現場にいるものが参加し、討議に加わることの意味はあったのだろと思う。梅宮さん、土崎さんとわが事務所に戻り歓談、今後の研究継続が課題だが楽しくやり続けたい。(野沢)
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by noz1969 | 2007-06-15 13:43 | 野沢正光建築工房

長池

久しぶりに定期点検のため長池へ。緑が濃い。むせ返るようだ。
屋上に登り緑化の様子も確認。萱の勢いがすごい。

足を伸ばし谷戸の田んぼ、炭焼き、畑のあたりを見る。ここに来るのは本当に久しぶり。建物はネイチュアセンター設計の前にわれわれが手がけたもの。ヘーベシーベの開口が全面開く。とても大掛かりだ。今見ても設計は悪くない。谷に沿いトイレ、作業小屋が並んでいる。作業小屋のオーエムが稼動していない。修復の手配をする。
山を切って整地しているため擁壁からの水、そのための湿気で苦労しているとの里山クラブの佐藤さんの話。いつになるかはあるが用壁に沿ってできるだけ大きい掘割がいる。何とかしたい。畑にはポテト、ズッキーニ、なすなど。ずいぶん本格的。

その後公園園路を散策。、農家の人の手になる落ち葉をためるための囲いを見学、こうした技がこうした環境には何より似合う。かたくり見学ルートも。道沿いにはこれも手作りの丸太の椅子。あちこちに植物を説明する小さな表示。少しずつ大勢の人により、すばらしい環境が試みられ出現している。NPO中心の組織が指定管理者となり運営することでこうした様々なき眼の細かい仕事が自発で行われているのだ。
世界人口白書の会合で富永さんがこの公園を中心とするコミュニティ再生の話をするようだ。じつにおおくの来場者が実はサポートするボランティアその人でもある。定期的メンテナンスについてもこの仕組みのおかげで少しずつ無駄の少ない作業となりつつある。設計時、気付かなかった些細なただし改善が望まれる事柄のスピーディな解消が建物を長く使い続けるために是非必要なのだ。(野沢)
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by noz1969 | 2007-06-11 16:35 | 野沢正光建築工房