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根岸米軍住宅

昨日NPO団地再生研究会の理事会があり様々な話題が話された。
終了の前に菅さんから横浜根岸の米軍住宅返還後の街づくりを考える集まりについての紹介があった。
<3月17,18日。BnkART>60年以前に建てられた木造のデペンデントハウスが綿密な維持管理によりみごとに健在であることや、当時それらは日本人の手により設計され施工されたこと、そればかりかそこでは電気製品家具キッチンツールなど生活に必需なすべてが占領軍の要請と指導によりわれわれの先達によりデザインされ作られたこと。われわれが今日使っている様々なものがこの時に開発され工夫されたものと密につながっていて、そこで技術を得た企業が今日のリーディングカンパニーであったりする。そうした話が出た。このことについては以前住まいの図書館から小泉和子さんらにより占領軍住宅の記録、上下二巻にまとめられていて興味深く読んだことがあった。われわれは明治期に一度同じことを経験し、敗戦のときにそれを繰り返しているのだろう。しかし不思議なことに彼らのハウスが極めて集団的に維持され、集団のルール制限の中で一律の景観を作る事を当然のこととしているのにそのルールだけはこの国に伝えられることは無かった。沖縄のフェンスの内外でのブロック住宅の違いにあらためて驚いたことを思い出しながら根岸の木造を見たいと思った。(野沢)
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by noz1969 | 2007-02-23 16:21 | 野沢正光建築工房

科学する奥村昭雄

ここのところ、本や雑誌の話題ばかりが続く。
建築知識が「科学する建築家奥村昭雄を知る」と言う記事を隔月で連載している。
この企画は新建築「住宅特集」93年11月号で「科学するこころ」のタイトルの対談を奥村と私がしているのに注目したことから発していると編集者から聞いた。今号は愛知県立芸術大学がテーマ。当時図面を描いた永橋さん、それから僕が聞き役である。昨秋現地に赴いた折に撮影された写真が紙面を飾る。愛知芸大はマスタープランから始まり建物タイプも多彩であり、面白い話がありすぎて到底紙面に収まらない。ほんのさわり、と言うことだがこれを種にきちんとしたまとめが出来るといいと思う。(野沢)
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by noz1969 | 2007-02-22 15:44 | 野沢正光建築工房

カーサで保存

カーサブルータスの最新号の後半の特集に絶滅危惧モダン建築の記事。
懸念している栃木県議会棟についてもかなり大きなスペースを割いている。
「昭和モダン建築巡礼」の磯達夫さん、宮沢洋さんがまとめてくれた絵解きのやわらかい記事だがこんな形で少しでもこの話が巷間に広く知られるようになるといいと思う。議会棟に関して言えば、何のことは無い壊した後は空き地になる計画なのだ。何とか残す方向になるといいのだが。(野沢)
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by noz1969 | 2007-02-21 12:33 | 本・DVD

フォスターどうした

例によってクーリエの記事について。
クーリエジャポン最新号はヨーロッパの森の幼稚園のこと、世界に広がる中流の崩壊のこと、トルコ、ロシアの言論弾圧、韓国における日本小説のブームのことなどほかでなかなかお目にかからない注目すべき記事が多い。ただし「森の学校」はエコがらみで特に注目して良い記事ではあるが、ほかは政治、社会ネタであり、建築ネタはすくなかった。その中でメキシコからの不法移民のためのエアドームの収容施設には驚いた。記事は人道に反すると伝えるが彼の国はこうした施設を作るんですな。<写真上>
もうひとつ、どう説明されるのか不明な謎の物件が。サーノーマンフォスター卿設計のエジプトの最高級ホテルの姿、何ですかこれは?そろそろ手の内が尽きましたか?フォスター卿?<写真下>(野沢)

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by noz1969 | 2007-02-20 12:07 | 野沢正光建築工房

箱の家書評の「住宅特集」と「ソーラーアーキテクチュアデザインブック」

住宅特集」と学会編集の「ソーラーアーキテクチュアデザインブック」が届いた。
「住宅特集」は難波和彦の「箱の家」の本について私が著した書評が掲載されているためであり、「ソーラーアーキテクチュアデザインブック」はいわむらかずお絵本の丘美術館」が掲載され、一部あとがきなど原稿を書くなど僕自身が関係した出版であることによる。事例の豊富さ、情報の確かさなどなかなか質の高い資料集となっていると感じた。大野二郎さんほか中心になってまとめたひとの努力が結果となっている。特に海外事例を通観できることもありがたいだろう。
是非お買い求めください。(野沢)
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by noz1969 | 2007-02-19 14:17 | 本・DVD

丸山輝悦展

友人の丸山氏の個展が土曜日の始まった。
芸大の同期、有田で仕事をし、板谷波山の記念館のことが縁で下館に移り住みもう大分たつ。先日も友人とお茶室開きを口実に遅くまで酒を飲んだ。磁器の美しい仕事を続けている。専門的な技法はわからないが表面に彫りをほどこし白磁にうっすらと色をおく、モチーフは泰山木、桜、ふきのとう、などだが泰山木の葉の影の枝の姿などとていいものである。小さなふたものを手に入れた。ふきのとうが描かれたもの。
よろしければ是非。(野沢)

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by noz1969 | 2007-02-19 13:59 | 本・DVD

東村山プロジェクト

われわれが昨週末、竣工検査で出張の間に、東村山iタウンでは応募者の中から
当選者を決める抽選があった。以下木造ドミノブログ記事から転載です。坪37万!!は驚きです。(野沢)

第1期販売が締め切られ、登録者数が確定した。
ずっと倍率1位をキープしてきた木造ドミノ8-13・・・とうとう抜かれてしまった。
最終日の今日、迷いに迷った方たちの多くは価格的に安いアキュラホームに登録
した模様。
最後の最後に大逆転して、49倍とアキュラホームがダントツの1位になった。
平均倍率でもアキュラホームが23.5倍でやはりダントツの1位。
坪単価375000円(税込み)という価格で他の3社より450万円ほど安い価格が評価
された。

実証実験の他の3グループは、坪50万円でどこまでのクオリティを追及できる
かを競った。
ここでは木造ドミノが38倍でダントツのトップ。
平均倍率でも19.7倍とやはり群を抜いた。
この時期の販売が功を奏し、OMの暖かさと東京の木を使ったダイナミックな構
造が評価された。
審査委員長の藤澤先生の評価では、素人目の人気ではアキュラ、設計力ではドミ
ノだったとか。
街開きの時に見えて、各モデルハウスを内覧しての予側がピッタリと的中した。

さて問題の抽選会。
大勢のお客様が押しかけ、販売事務所2階の抽選会場には入りきれそうもない。
外にあふれた方たちで人垣ができていた。
倍率の低い順から抽選して行き、途中人たちを入れ替え制にして抽選会を行った。
当選された方は、片手を挙げ派手に喜びを表す方や、ニヒルにその場を立ち去る
方とさまざま。
共通することは、その席から立ち上がり壁際に立つこと。
これって、人間の心理なのだろうか?面白いな・・・。
by noz1969 | 2007-02-19 12:30 | 東村山プロジェクト

那須の週末住宅

週末、竣工検査で現地へ。
昼飯は「つき邑」でさけといくらの乗った蒸篭ご飯。隠れた名品である。
クリーニングも済みすっかりきれいになっていた。雨戸などの仕上がりも良い。南面には1メートル80センチのひさしがあり、東西へ回りこんでいる。ここには7メート20センチの大きな開口とテラスがある。当然だがここの隅木は1.4倍ほどながい。このことが今回の工夫のしどころであった。アテの材を使い交差する登り梁の下にそれをもぐりこませてバランスするようにしたのだが、墨出しが面倒だっただろう。ほかにも屋根勾配がすべて異なり垂木を受ける材の加工もすべて異なる。いつものことだが大工の薄井さんに感謝、良い仕事をしてもらった。反対に北側半分は、金属板に覆われまったく庇の無い構成。ここで床面積を稼いでいる。平均すると庇下の面積は通常の住宅並みと言うことか。ここの雨戸は外壁面に出っ張らない収まりにしてある。板金屋さんも上手かった。北側のテラスはその内側に半室内のようにある。ここは遠景に何も人工物が無い遠くに磐梯山の見えるテラスである。
クライアントが海外に滞在中のためわれわれだけであちこちチェック。屋根集熱は半曇天の気候、外気温4度の午後1時半で44度を示していた。急勾配集熱屋根の成果である。竣工して間が無いため室温はさほど高くは無かったが來冬は良い状況を作るのではないか。(野沢)

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by noz1969 | 2007-02-19 12:22 | 那須の週末住宅

東大卒業設計講評会

昨日講評会であった。今年だけの講師だったので何とか時間をとろうと考え出かける。奨励賞、辰野賞など講評の対象になる上位19点は選定済み。学生の前でこれらにつき学生のプレゼと先生方からの質問批評が展開される。聴衆には他大学の学生の姿もある。東大は全学生に卒業制作と論文の提出が必須である。全体にそうした負荷の割りに密度の高い作品が多かった。また教養課程のほぼ二年近くを建築に絞らずすごしていると考えるとここにいたるまで実質2年の専門教育の過程しかない、そのことを考えると学生の吸収する力をほめたくなる。選択するテーマは都市に偏る。ただしこれは指導教官の問題の設定によっている。「都市をテーマにしなさい」との仕切りがあるのである。指導が思いのほか手厚くほったらかしでないこともこの大学の特徴かもしれない。
はしけを引き込んだ豊洲の貯木場後をイベント、アートの施設とする服部君の作品、新宿荒木町のくぼ地地形に着目した渡辺君の作品、ゲームのような開発手法により湊二丁目のバブル期の虫食い地上げの痕跡の残るブロックへの逸見提案、下町東向島の狭小密集地に形態的ルールによる集落の計画をした林君、巨大なボリュームのマッスと化した、着地したラピュタとでもいえそうな片田君の作品、東大の周囲をめぐる道をテーマとして開き,穿ちしながら風景に働きかける提案の赤坂君などが高い得票を得、何回かの競技の果てにこのなかから今年から開かれる東大、芸大、東工大三大学公開講評会に出る4作品が決定した。
(野沢)
by noz1969 | 2007-02-16 13:53 | 野沢正光建築工房

婦人之友

知り合いに「婦人之友」をもらった。
彼の娘さんのダンナの園芸家、ポールスミザーさんが神津カンナさんらと鼎談しているからなのだが、車内でパラパラみていたら数ページ前のグラビアに知り合いのニ重作桜さんの漆が。そして中ほどには目下東村山で協同作業中の半田さんの住宅が紹介されている。記事にニ重作桜さんたち磯矢さんの縁のある作家三人の展示会が青山「ジェムアート」で3月3日から25日まで開かれるとあった。(野沢)
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by noz1969 | 2007-02-15 11:15 | 本・DVD