カテゴリ:プロジェクト( 29 )

和水町立三加和小中学校完成見学会

昨日が県アートポリス主催の和水町立三加和小中学校完成見学会であった。曇天であったが130人以上が参加し、盛況であった。知人も数人駆けつけてくれている。屋内運動場に集合、私が全体の計画、プロポーザル段階から竣工までの経緯を解説、その後会場である屋内運動場の解説に移る。架構は山辺さんが担当、久しぶりにここに来たが架構のすごさ、面白さを改めて実感する。柴田さんが計画の詳細を話す。多くの人が室温が極めて安定した状況にあることに驚いている。底冷えから見事に免れている屋内運動場を体感する。当日、外気温は4度だったが、室温は13度ほどをキープしている。前々日の夜間最低温度がマイナス5度ほどであるのに対し、室温は昼夜を問わず13~15度ほどで変移している。ここ数日の外気温と室温との最大の温度差は18度!構造は「束ね重ね材」による登り梁架構である。その後教室棟へ。玄関側の階段状のスペースに集まり話す。壁柱として使用した「束ね重ね材」のこと、方杖架構のことなどを山辺さんが話し、次に温熱環境のことに至る。東大森さんの説明。音楽室に移動。改修部について中村さんが話す。参加者は三々五々、改修校舎などを見て終了となった。
このプロジェクトに関わった県の方々、町の方々も一様にほっとした様子であった。
御参加くださった皆さん、ありがとうございました。
宿泊先の熊本市内への帰り道は雪混じり。市内で打ち上げ、ご苦労さん会。飲む。
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by noz1969 | 2014-02-19 14:55 | プロジェクト

愛農創立50周年記念事業報告書のこと

昨年末 愛農の50周年式典があった。その折記念事業報告書が参加者に手渡され、われわれのかかわった減築と木造校舎の仕事が一段落した。仕事の真ん中でかかわられた様々な方々、多くの方々の声と事業の記録が詰まった労作である。弊社だけでなく、一連のプロジェクトに関わっていただいた設計者の山辺豊彦さん、稲山正弘さん、小泉誠さんにも原稿をいただき、事業への思いや経緯、設計の内容や過程、施工の様子を網羅したものとなっている。仕事の終了とともにこうした記録を編んでいただいたことにも感謝したい。この報告書は一部の関係者の方々に配布されるだけではもったいない、と考え、多くの皆さんに見ていただこうと、私どものHP上に再録させていただくこととした。HPのWORKSから愛農学園のふたつの仕事のどちらかを開いていただき、pdfをダウンロードしてご覧いただきたい。ただ多少データが重いかもしれません。
by noz1969 | 2014-02-04 10:51 | プロジェクト

五日市の住宅 改修

五日市の住宅の仕事が一段落した。二階建ての住宅を平屋に改築、北側に小さな離れを建設するというプロジェクトであった。庭園の施工を残し建築の仕事が終わり 日曜日に施主への引渡しを行った。階段、玄関など多くを取り払いプランを変更、ほぼ全てを畳敷きとし、大きな和室を設える、縁を回し長いひさしを三方に回す。離れは東屋付きの風呂である。こうした全くの和風住宅の設計は私どもの仕事としてはきわめて珍しい。大工の知恵に負うところ大であった。習慣、しきたりを学びつつ面白く仕事を進めることが出来た。こうした仕事をすることは25年振りであるという大工、秋山棟梁も実に楽しそうであった。あとは庭である。こうした家は庭の設えにより良くも悪くも成ろう。季節は庭を造るのに適している。完成が楽しみである。
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by noz1969 | 2013-11-05 12:06 | プロジェクト

愛農高校木造校舎見学会

10月19日に愛農高校の見学会を行います。
HPからご案内をpdfでダウンロードできるようにしていますのでお手数ですがご確認ください。
http://www.noz-bw.com/
by noz1969 | 2013-09-02 14:15 | プロジェクト

三加和一期完工

三加和の木造校舎がほぼ完了した。第二期 今回竣工の木造校舎の一部残った工事、それとコンクリート既存校舎の改良、そしてその他の付帯工事がこの夏休みから始まる。今回竣工の木造校舎はコンクリートに頼らない純木造架構を目指した。基礎を除き全てが木造である。地場の正角の杉材を重ねた「重ね束ね材」が計画の根拠になっている。これであれば大断面材を調達することなく大型の架構を作り上げることが可能だ。しかも大工のスミツケ、キザミによることで。いわゆるエンジニアリングウッド=集成材はこれが難しい。糊の問題がある。校舎の方杖架構は柱梁とも製材であるが耐力壁はこの「重ね束ね材」による。体育館の架構はこの材を使って架け渡された。仕口を少しずつずらしながら上る架構。床が仕上がり全貌が現れた。この先の工事を終えて初めて正式に今回の仕事を終えることになるのだが一段落である。

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by noz1969 | 2013-08-01 12:21 | プロジェクト

五日市の住宅

二階建てを平屋に減築、壁を撤去、現れた木摺りだけの裸の姿が妙に印象的であった。その後木製の建具が入り、地場産の杉丸太を軒桁と柱とした一間幅の「軒庇」が三方にぐるりと廻った。伝統的和風。こうした仕事は当事者でありながらなんともまぶしい。秋山棟梁が「戸袋を作るのは二十数年ぶりである」という。天井の納まり、ふすまの唐紙、欄間の格子、壁の色、様々な要素に薀蓄がある。幾分は知っているつもりではあるが、その多くは深い記憶の引き出しのなかから埃を払いながら引っ張り出すというものだ。秋山とのやり取りもいつもとは異なり不思議にゆったりとしたものになる。若い大工、若い建築家にこうした仕事を何とか見てもらいたいものだと思いながら、私と秋山の薀蓄は本当のものであるのであろうか、との思いが過ぎらないわけではない。ここがなんとも面白く難しい。自在に思いのまま何をしても本当は良いのではあるのだろうが。担当の石黒の顔を見ながら呻吟する。幅1,5間引込の大型の木製建具はこうした建築には通常無いものだ。オーエム装備、新機軸がないわけではなく、全くの新築ではない。既存の条件の中で何が面白く出来上がるか、正念場。このあと離れの風呂場にかかる。その後庭、塀、植栽などもある。
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by noz1969 | 2013-07-26 12:53 | プロジェクト

三加和進捗

屋内運動場の内部足場が解体されました。

写真が小さく迫力が伝わらないのが残念だが この木架構はちょっと見ものだ。スパン21メートル長さ32メートルが地物の杉材(束ね重ね材)によるユニットで架け渡されている。いわゆる集成材によるものではない。ユニットは23。この架構システムは両側から伸びるユニットを中央の水平の材がつなぐという手順で架け渡されている。一つ一つのユニットを構成する部材は少しずつ変化しながら中央に向かって登る。このため刻みは材一つ一つ異なる。CADが教える寸法はミリ以下一桁の数字である。大工は森、解析は山辺事務所による。
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by noz1969 | 2013-06-26 21:33 | プロジェクト

愛農高校木造校舎見学会

6月15日の行われた愛農高校の木造校舎の軸組見学会の様子が16日朝日新聞三重版に掲載されました。
地元の方、保護者を中心に100人近くの方にお集まりいただきました。
会員登録が必要ですが朝日新聞デジタルでも参照できます。
http://digital.asahi.com/area/mie/articles/MTW1306172500002.html

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by noz1969 | 2013-06-24 12:00 | プロジェクト

府中見学会

以下 相羽建設迎川氏のブログより。「見学会のお知らせ」を転載します。住宅購入希望者のみでなく関係者の見学も歓迎、のようです。竣工間近の状況を是非ご覧下さい。
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東京都主催「長寿命環境配慮住宅モデル事業」見学会

東京都では、都有地を活用し、世代を超えて長く住み続けられ、
環境に配慮した住宅を 供給する「長寿命環境配慮住宅モデル事業」を進めています。

府中市美好町の敷地に16戸の戸建住宅と共用の庭を整備し、雨水利用の散水、
地域の植生を生かした植栽、炊き出しに利用できるベンチの設置など、
長く暮らせる、環境に配慮した住まいづくりのための工夫を行っています。
OMクワトロソーラーに拠るゼロエネ住宅です。

このたび、共有の庭である園路が整ってまいりましたので、
園路を中心に見学会を開催します。
モデルハウス内での事業概要説明、長寿命環境配慮住宅の特徴、
また園路を見学しながら景観への配慮等について解説をいたします。
家づくりをお考えの方や、中小工務店の方など、多くの方のご参加をお待ちしています。

■開催日時(計9回) ※各回約1時間程度の予定、各回とも同内容です。
モデルハウスも見学いただけます。
平成25年6月28日(金):10時・13時・15時
平成25年6月29日(土):10時・13時・15時
平成25年6月30日(日):10時・13時・15時
■定 員 各回20名
■参加費 無料
■場所 http://www.aibaeco.co.jp/fuchu/map.html
■申込方法
<お電話でのお申込み>
0120-145-333 (相羽建設株式会社)
<webでのお申込み>
webでお申込みの際には、以下の相羽建設株式会社のホームページのお問合せフォームよりお申込みください。お申込みの際は、お問合せフォームのメッセージ欄に、下記内容をコピーして、「○」の部分にご希望の日時をご記入ください。
メッセージ欄に記入頂く内容
「長寿命環境配慮住宅モデル事業 見学会
参加希望日時:6月○日○時
参加人数 大人○名、子供○名」
■お問合せフォームはこちら http://www.aibaeco.co.jp/form/index.php
■その他注意事項
・現地には駐車場はありませんので、周辺のコインパーキングをご利用ください
・当日、見学会場が分からない場合は下記番号へお電話ください
090-7738-2593
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by noz1969 | 2013-06-11 11:05 | プロジェクト

近況4  ソーラータウン府中 最終段階へ

ソーラータウン府中の建設がほぼ最終段階に至っている。16棟の全てに手が付いた。竣工12棟。外部が完工し足場が外れた完工間近のものが二棟、残り二棟も既にその概形を表している。これにより縦に二列につながる住棟に挟まれた間の「コモン」(二つの小さな広場とそれをつなぐ道)がかなりはっきりと確認できるようになった。数年を経ずどこにもない緑豊かな住宅地となるであろう。既に居住者達がここでバーベキューパーティを催したとの話である。
個々の住宅の性能はQ値1,9 ほぼぜゼロエネを実現している。PVによる発電とともにオーエムの夏のお湯取りもきわめて順調である。
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by noz1969 | 2013-06-05 13:34 | プロジェクト