-シンポジウムと見学会のご案内-

事務所のある世田谷の区役所、区民会館はご存知の通り前川さんの設計であり、なかでも特に質の高いものと思います。特に二つの建築とそれが作る「広場」は前川さんの民主主義へのオマージュでもあるのでしょう。成熟しつつある市民社会はこの景観を守っていく力になるはず。週末のシンポジウム、見学会に多くの方々の参加をお待ちしています。

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「半世紀を迎えた世田谷区民会館+区役所庁舎」

世田谷区民会館(1959年)と世田谷区役所の第一・第二庁舎(1961年・1969年)は、今から約50年前、時代の最先端のモダニズム建築として竣工しました。しかし、築後約50年が経過し、種々の問題も指摘されています。世田谷区が、平成16年度から3年間にわたり庁舎の調査研究を進め、とりまとめた「世田谷区庁舎整備調査研究報告書」では、改修と改築の比較検討を行なった結果、「機能面、施工面の比較では、改築を行った場合の方がメリットが大きい。経済面においては長期的視点で判断する必要がある」という位置づけがなされています。先般、区内の各所で開催された「庁舎問題報告会」では、区民から様々な発言がありましたが、その中には庁舎の文化面・景観面に関する質疑もありました。あまり知られていませんが、けやきの大木に囲まれて、落ち着いたたたずまいを見せる区民会館と庁舎の建築や外部空間は、日本を代表する建築家・前川國男の設計によるものです。そこで、半世紀を迎えた区民会館と庁舎を見学し、その歴史と現状を再確認し、これまでの50年間、区民会館と庁舎がはたしてきた役割と、これからの50年間の望ましい姿について考えます。
また、パネルディスカッションでは、地球環境温暖化対策が急務であるこれからの時代にふさわしい庁舎のあり方について、意見交換を行ないます。是非、ご参加ください。
        
日時: 平成20年8月2日(土)13時より
会場: 世田谷区民会館集会室(世田谷区世田谷4-2-27)
    (小田急線梅が丘駅下車、徒歩15分/東急世田谷線松陰神社前駅下車、徒歩6分)
参加費:¥500(資料代として)・・・先着220名まで
受付・開場           13時10分より
シンポジウム          13時30分より
 庁舎問題についての現状      世田谷区
 建築家・前川國男         松隈 洋(建築史家・京都工芸繊維大学准教授)
 世田谷区民会館・庁舎について   奥村珪一(建築家・元前川國男建築設計事務所)
パネルディスカッション     15時00分より 司会:野沢正光(建築家)
                  奥村珪一
                  松隈 洋
区民会館と私           井川嘉子(区民・世田谷区民合唱団副委員長)
 事例報告             世田谷地域会メンバー
 意見交換
見学会             16時30分より

主催 :(社)日本建築家協会(JIA)関東甲信越支部 世田谷地域会
連絡先:世田谷地域会事務局 (有)黒木実建築研究室 TEL03-3439-4190 FAX03-3439-4726
            E-Mail:skyland@jcom.home.ne.jp
by noz1969 | 2008-07-29 11:31 | 日記
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