3月5日

今日、バーデンバーデンを離れる日である。が、午前中は会議。高性能建築の様々な地域での様々な要素技術、そしてそのの展開を進める柔軟な制度について知見し考える。変えること、試みることを厭わぬ社会的環境がわれわれに作れるか。

バーデンバーデンには珍しい現代建築、フリーダブルダ美術館を見る。Gerhard richter展である。ブルダなど三人の収蔵からリヒター自身の選択とレイアウトによる展観。とてもよいものに遭遇した。建築もマイヤーの中で良いほうの小品。バーデンバーデンは昨日の雪が残る芝にクロッカス,水仙が咲く春の気配である。昼食後チェックアウト、帰路ハイデルベルグを覗き空港へ。晴天に雪が舞う。遠望する黒い森が白い。

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バーデンバーデン フリーダブルダ美術館マイヤー

さて付録は昨日のTrinkhalle裏手レストランのファサードである。1850年代建設の建築に装備された大きい建具が美しい。サッシ内に巻き込んだテントも出るディテールである。割り付けもいい。最近のリストアだろう。使い続けることを習慣にする社会を見たように思う。再生保全を建設の主要なもうひとつの仕事とすることは技術をより豊富なものとするのではないか。

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Trinkhalle裏手のレストランのフェンスター
by noz1969 | 2008-03-06 10:57 | 日記
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