静嘉堂文庫へ

懸案の静嘉堂文庫へ行く。「三菱財閥の足跡を辿る建築見学ツアー」への誘いを受けての見学、訪れるのは初めてであった。敷地は話に聞くとおり鬱蒼とした森である。国宝曜変天目茶碗の出品があるとのことで美術館は大変な人であった。われわれはコンドルの設計になる三菱財閥二代目岩崎弥之助の廟(明治43年)を見せていただく。十字プランの本格的ルネッサンス式。内部の白と灰色石の手の込んだパターンに驚く。その後端整な英国カントリーハウスのにおいのする文庫本館(大正13年)を見学する。こちらは桜井小太郎設計である。その後バスで大磯へ。「国よし」で昼。その後エリザベスサンダースホームへ。ここでも鬱蒼とした森、印象的なトンネルを抜け澤田美喜さんがホームとして使い自身が住んだ旧岩崎別邸を見る。質の高い日本建築である。併設の聖ステパノ学園が気になり見せていただく。ゆっくりとした敷地の勾配に併せて雁行する教室がレベルを変えて配置されている。廊下の各教室の前に三角形のクッションのような場所ができている。小ぶりのクラスルームは雁行している結果ニ方に開口があり廊下上側にも風の抜ける高窓がある。明るく外気を感じるデザインだ。傾きながら屋根が一枚でかかるところが最大のミソだろう。丸太の柱もいい。庭に回る。垂木が庇の先に並んで見える。最近見ない面戸板の無い構成だ。日土小学校を思い出す。サンダースホーム設立に伴い、学齢の子供が通うために一年ずつ建てていったという。ツアーメンバーとここで別れて、かまぼこ、はんぺんを買い小田急で帰宅する。
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by noz1969 | 2008-02-25 10:12 | 日記
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