立川方式

昨日 立川で施工者選定のための公開プレゼンテーションがあった。今回の「立川モデル」はここまで徹底した公開を行う。。午前10時から夕刻までの日程。

応募した5社は分厚い技術提案書を既に提出しており、審査委員はそれを読み込んでいる。提案内容の採用可否の判定のための会議は一月ほど前にわれわれの参考人としての出席の中で開かれ、結果は応募各社に伝えてある。各社はそれを受け今回のプレゼンテーションに臨んでいる。
技術提案の内容をパワーポイントを使い説明、その後審査委員の質疑。終了後別室で審議。この間市民の中から選定された立会人が傍聴する。会場で審査委員長から評価点が市長に報告され、その場で総合評価方式に則り市が計算する。結果、技術評価,価格とも第一位であった社が当然ながら「予定者」となった。ただ、2位は価格では4位の社であった。

約5億ほどの価格差が逆転している。技術提案を求める総合評価方式の意味はここに現われていると考えられる。これから変更の作業があり、手続きを経て着工となる。いよいよである。
by noz1969 | 2007-12-03 14:38 | 立川市庁舎
<< これからの家づくりセミナー 疲労 >>