田園調布鈴木邸と瀬田旧小阪邸

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週末 田園調布の鈴木邸のお別れ見学会があった。田園調布の開発時から建つ赤い屋根の住宅がついに除却解体ということだ。限定的に公開された時間に合わせ見学。もちろん洋風、設計者不明 田園調布駅舎と同じ建築家の手になるものか、との話もあるようだ。
ただこれが壊されるのは問題である。時代の証人。今後これを作ることは出来ないし仮に作られてもレプリカはレプリカでしかない。某住宅メーカーがこの家をコマーシャルの舞台としたという。そしてその同じ住宅メーカーがこの土地を購入開発する。壊すのである。なんという国、なんと言う話か。(写真左)

昨日は「世田谷トラストまちづくり」主催の連続講座で「住宅遺産トラスト」の活動について話す。私たちのほか清水建設の方が誠之堂など手がけられた保存移築について話す。興味深い内容であった。
会場は瀬田の旧小阪邸、国分寺崖線沿いは明治期以降別荘地であった。小阪徳三郎氏から寄贈され区が管理、公開されているもの。外観は和館だが離れのインテリアだけが洋風という珍しい趣向。こちらはきわめて健全に維持管理されている。(写真右)
住宅遺産トラストの仕事のこれからについて改めて考える。
by noz1969 | 2014-11-25 12:14 | 日記
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