幾分旧聞になるが 吉田鉄郎の旧馬場家牛込住宅が重文指定の答申、とのニュースがあった。二ヶ月ほど前である。中郵東京の改悪、大阪の解体と吉田鉄郎の建築の代表作の災難が続く中、このニュースは少し うれしい。この本格的な和風住宅も耐震を理由に解体か、との風聞もあったと聞く。
吉田鉄郎の仕事、そしてその存在はもっともっと多くの人に知ってほしい。
記事に建築家の名前が無いのが不満である。また一部解体の箇所は?この建築の傍に長官宿舎スペースを建築とあるが誰が?
以下毎日配信記事
社会
文化審答申:重文に旧馬場家牛込邸
◇大震災前までは最高裁長官公邸
文化財審議会が16日、重要文化財に指定するよう答申した旧馬場家牛込邸は木造2階建てで敷地面積3837平方メートル。1947年に国が富山市の豪商から購入し、最高裁長官公邸とした。三淵忠彦(みぶち・ただひこ)初代長官から今年3月に退官した竹崎博允(たけさき・ひろのぶ)前長官まで17代が居住した。
老朽化と東日本大震災の影響で、耐震性の問題が浮上。長官は震災以降、目黒区の裁判官宿舎に移り、利用されなくなっていた。建物は今後、耐震改修して最高裁の来賓応対の場に使う。
併せて建物の一部を解体し、敷地内に長官宿舎スペースを増築する。【川名壮志】
2014年05月17日 02時49分
検索していたら以下を見つけた。念のため
「最高裁判所長官公邸の整備に関する有識者委員会報告」
平成21年6月
最高裁判所長官公邸の整備に関する有識者委員会
http://www.courts.go.jp/saikosai/vcms_lf/812005.pdf