大学セミナーハウスで

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週末八王子の大学セミナーハウスで話をした。吉阪門下の人々が今もこの建築群を含む環境の維持保全にかかわっている。そのかたがたをコアとする集まりに呼ばれたのだがその他多くの人が参集してくれた。久しぶりの吉阪建築は50年を経て相変わらず圧倒的である。ピラミッドを逆さに立てた本館のコンクリートはきわめて健全であった。室内の計画の緻密さは上階に導く会談に顕著に現れている。密度が高い。木造の今後のこと、産業革命以降のわれわれを取り巻く状況、などはなす。後、ワインを飲みながら歓談する、これも深夜に及んだ。翌朝の散歩も楽しかった。50年前の建設時このあたりは樹木のない草地であったという。薪炭の採取の結果の禿山であったのではないか。当時の写真を見ると建設中のセミナーハウスの下に集落があり数棟の家が写っている。それがすべて茅葺きなのだ。江戸から時間が止まった風景が当時ここにあったのだ。今日、ここから見えるものはその後の50年で展開した多摩ニュータウンの住宅群が広がる景観である。時間の進み方がいかに早いものであったかを考える。この先の50年、ここがどのような景観となるのであろうか。
by noz1969 | 2014-05-19 17:44 | 日記
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