まもなく「建築家大高正人の仕事」刊行、新建築」誌 二月号刊行

長くかかわってきた「建築家大高正人の仕事」がまもなく書店に並ぶ、との連絡があった。中身の濃い出版になった。松隈洋、蓑原敬、中島直人さんによる評伝と大高自身が様々なメディアに書いた著作、事務所の作成した当時の図面、写真等の資料を網羅し、都市的スケールの仕事を新たに撮り下ろされた航空写真で見る、力の入った書籍であると自負する。関係者の尽力、熱の入れようもただ事ではなかった。10日には書店に並ぶという。是非お買い求め下さい。内容に比し極めて廉価であるのは、この出版が、きっと時代の要請にこたえる時機を得たものであり、是非 若い諸君に手に取ってもらい大高の仕事を知ってもらい、資料を熟読してもらいたい、との願いによる。編集は石堂威、小田道子のコンビ、出版はエクスナレジが引き受けてくれた。
なお大高事務所の資料の大半は国立近現代建築資料館に収蔵、保存、活用されることとなり、そのための委員会も発足している。今後、これらを機会に大高の仕事は新たな視点での研究、評価が多くなされることとなるだろう。それにも期待を込める。
どうぞ宜しくお願いします。

なお「新建築」 二月号の集合住宅特集が刊行されています。「ソーラータウン府中」が掲載されています。作品数が多く充実?した内容です。後半に集合住宅再生事例がまとまって特集されているのが今日的特長でしょう。ご覧下さい。
また同誌の翌月、三月号には 三加和小学校の掲載が予定されています。これも御期待下さい。
by noz1969 | 2014-02-04 11:34 | 日記
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