謹賀新年

 例年どうり 明けましておめでとうございます。といいながら昨年のABEサンの言動、GENーPATSUの状況、など雲が晴れないどころか暗く立ち込める年の始めです。みなさまどのような新年でしたでしょうか。

三が日は某雑誌に依頼された「書評」をツマミ食いのようにヨチヨチと書きながら正月を過ごしました。ちょうど大高正人さんの本の出版にかかわり、その仕事がほぼ終わるという時でもあり、「書評」にもそのことについて少し触れました。大高さんの本は松隈洋さんが主に建築分野のこと、蓑原敬さん、中島直人さんが都市,景観に関することと手分けして大高論を書いてくださり、大高さんの文章など資料を重複の無いようにまとめ、極力写真での説明を加える、という比較的読みでのあるものになりました。生前、自らの仕事をいわゆる建築家の作品集としてまとめることに批判的で数度のノトライアルは中途でやめになっていたといういきさつもありました。石堂威さん、小田道子さんが大変な編集作業を粘り強く担ってくれました。今回の出版は大高さんにも喜んでもらえるものになったのではないか、と思っています。良い本になりそうです。2月の刊行です。刊行の折は是非手にお取りください。

今年が本当の意味でよい国に向かうスタートの年になりますように。何かを始めなくちゃ!と思います。
by noz1969 | 2014-01-06 12:40 | 日記
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