「新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える」

槙文彦さんが「新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える」と題する文章をJIAの機関誌JIA8月号に寄せている。既に話題になっているのでお読みになった方も多く居るだろう。槙さんはここでいくつもの大変重要な指摘をされた。ザハによる当選案についての問題と今回のコンペそのものの仕組みの問題、社会と建築生産の手続きのこと、など多岐にわたるきわめて重要な指摘である。そのことによりわれわれ友人のなかでこれが大変大きな話題にもなっている、とともにきわめて大きな共感を呼んでいる。私達がこのことに気付くことがあまりにも遅かったのかもしれないが、なんとしてもこの槙さんの指摘の重さ知ってもらいたいし、より多くのひとにこの指摘に触れこの問題についてなんらかの認識を共有してもらいたいと心から思う。
槙さんは80を裕に越えて確か今年85歳、その聡明で確かな指摘に居ずまいを正す。大高正人との共同での「メタボリズム1960」から53年目の今年、槙さんの都市と建築についてのゆるぎない姿勢に改めて接し、われわれは深くこのことを考えなくてはならないと思う。

JIAのホームページから機関紙2013年8月号を開くとどなたでも読むことが出来る。
建築家に限らず広く多くの方の目に触れることを望みたい。

http://www.jia.or.jp/resources/bulletins/000/034/0000034/file/bE2fOwgf.pdf
by noz1969 | 2013-09-03 17:34 | 日記
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