「ソーラータウン府中」のドミノ

OMエコナビというサイトをみて欲しい。ここでは数十棟の住宅の集熱量、温熱状況、などが逐一表示されている。府中のソーラータウンではモデルハウスがこのOMエコナビのより環境状況の追跡がなされている。今日のデータを見る。外気温の最低が未明に1度Cに至っているが、室温の最低が17度C,室温はほぼ昼夜常に20度Cをキープする。しかも湯温が35度Cのレベルに達している。室温の保持に要する太陽熱は2月初旬に既に余力を持ちそれが給湯のほうに廻っているのだ。データを極寒期と置き換えて見ると一目瞭然なのだが太陽高度の低い十二月の末から一月半ばにはさすがに室温の保持が手一杯でお湯に廻る余力は無い。ただその期間はきわめて短い。府中でのドミノのこの力量には驚くほかに無い。ほとんど無暖房、しかも給湯エネルギーまでもがそのかなりの部分を太陽エネルギー依存で実現することが出来ているということになる。PVによる発電もある。東村山で開発され展開を続ける「木造ドミノ住宅」はここまで来た。この装備が坪70万を下回る価格でこの装備性能の住宅が供給されることにまで。

https://eco.navidoco.com/om/EconaviOM/omsolar_detail.aspx?userid=6703&category=
「ソーラータウン府中」のドミノ_e0079037_18464282.jpg

by noz1969 | 2013-02-05 14:00 | プロジェクト
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