大高正人さんを偲ぶ会

昨日は昨年の秋から準備を重ねた「大高正人さんを偲ぶ会」が開かれる日であった。東京は快晴だったが寒風、一月らしい気候。田町の建築会館に300人を超えるかと思われる人々が参集した。会場正面に初台の事務所の机の大高さんの写真がある。開会。世話人代表藤本昌也が大高さんの業績を話す。発起人代表の川添さん、菊竹さん、槙さんの弔辞が続く。其の後、シューベルトの冬の旅が流れる中、参会者全員が献花を行った。大高さんはこの歌曲全曲を歌うことができたという。その後第二部となり会食、発起人の内田祥哉さんの献杯があった。
大高さんには大変世話になった。また多くのことを教わった。一昨年の暮れまでは大変元気であった。昨年に入り急激に体調を崩されたのだろう。その後、われわれと会うことを避けておられるようであった。そして夏のさなか、亡くなられてしまった。ご自身の意向もあり葬儀が身内だけで行われ、今回の「偲ぶ会」の知らせでこのことが初めて公になることとなった。驚かれた人も多かっただろう。
都市と建築を緊密に繫がったものとして考えたこと、農村のことを極めておおきな宿題としていたこと、など大高さんの仕事の「独創」はほかの人によって代わることができないものであった。福島県三春にうまれ育った彼がふるさとと祖父の大きな影響下にあったことなど何度も聞かされたことだ。農村への思いは風景への思いにも繫がろう。肝に銘じたいと思う。
心から冥福を祈りたい。
by noz1969 | 2011-01-11 14:20 | 日記
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