あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
穏やかな関東ですが、各地の豪雪、悪天候のニュースを聞き一昔前、上野文化会館前に張られた国鉄の大きなテントを思い出しました。帰省の客は列車ごとにテントで順をまち、駅員に案内されながら時刻にあわせ列を作りプラットホームに向かう、そんな光景でした。東北、北陸への帰省客の数は今日の帰省客の比では無かったのでしょう。郷里を離れ東京で暮らす人のほかに、農閑期ごとに郷里を離れ仕事につく「出稼ぎ」の人々が多くあったのですから。その汽車が「新潟の手前で大雪により時折立ち往生した」と言うニュースもありました。このことも今年は久しぶりに思い出しました。珍しく山陰で同じようなことがあったからです。半世紀があっという間に過ぎました。元気の出ないことが多く報じられますが、当時のことを思い出しますといかにも異なる世界に私たちは居ます。
大分以前のことですが「キューポラのある街」を偶然TVで見たことがあります。予想を超えた暗い画面でした。そして、そこに写る鋳物の街川口の風景は今日まったく面影を探しえないものでした。バラックのような家々と土のみち、仕事を失った父とその娘、弟、北朝鮮に帰る弟の友人、送る人たち。半世紀前浦山桐郎が描いた事象はは間違いなく今の時代につながっていました。ただ風景はまったく異なるものになっていました。
急速に変化する中、今立っている位置を立ち止まり確認し深く考えることの大事さを考えます。おぼつかないのですが冷静のそれをしなければならない、と思うのです。
今年を少しでのそうしたことのできる年にしたい、と思います。
本年もよろしくお願いします。
by noz1969 | 2011-01-03 17:47 | 日記
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