ムサビ バーチカルレビュー

ムサビに出向く。一年生から三年生までの課題を通して見る。ただし各課題の優秀作数点に限られる。三年生はスタジオごとの異なる出題であり各々の課題に指導教官の個性がおのずから現れる。四谷駅を広場とするという長谷川浩己さんのスタジオの課題が面白かった。いろいろな可能性のあるサイトだ。が、学生は今一歩こなし切れない印象。土屋公雄さんのスタジオは土屋さんが企画を担う松戸のアートプロジェクトに実作を共同で製作するもの。共同の作業に関わった学生に大きな経験を残したのだろう。「地域の人々との応答に工夫の余地が残る」との学生の話に共感する。一年生もグループでのキャンパス内での「居場所」の実作、作品自体はすでに解体され映像によるプレゼではあったがこれもどれも興味深かった。ほかに二年生の課題木造駅舎とムサビのアトリエ計画があった。ゲストクリティークが新関謙一郎さん。彼の講評が極めて丁寧で的確であることに共感した。そして中国、韓国からの留学生の作品に勢いが感じられ見るものがある、そう考えた。
by noz1969 | 2010-12-19 13:30 | 日記
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