聖アンセルモ目黒教会

昨週半ば、八戸に出向く前日、木曜に目黒雅叙園で日経主催シンポジウムがありここで話をした。例によって「環境と建築」について。盛況、多くの参加があった。以前にもここに呼ばれたことがある。雅叙園に来るたびに昔のここを思い出す。目黒川沿いに驚くほど長く続く木造建物、河側の幅広の廊下、それに比べ馬鹿に小さな穴倉のような畳部屋の列、廊下にちりばめられたキッチュな絵(この一部が今の雅叙園のあちこちにはめ込まれている)ここで何をするのだろう、といぶかしく思った。それにしても何の用事で赴いたのであったのか。記憶が無い。
講演終了後、駅までの長い坂を上りつつ、アンセルモ教会を思い出す。息を整えるためにもちょっとのぞくことにしよう、と決める。ここも久しぶりである。極めて薄いコンクリートの庇が訪れる者を迎える。折板の壁、背後からの光、屋根は逆さに架けられた連続する円弧、ボールト。コンクリートだけの建築。見事である。あちこちに鋳物や鉄のオブジェそして引き手、床のモザイク、ゲート。アントニン レ-モンド そしてノエミ レーモンドの跡。1954年竣工とのことだが、今も見事に美しい。
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by noz1969 | 2010-11-16 14:28 | 日記
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