八戸にて 2 デザコン

八戸でのデザインコンペティションが土曜、日曜にわたり八戸市民会館を会場に開かれた。審査委員として立ち会う。全国からの参集であり会場は熱気に満ちている。1000人の参加、という。この季節のわりに八戸は暖かい。好天。部門は私たちが審査に立ち会う「空間部門」それから「ものづくり部門」「環境部門」「構造部門」の計4部門である。「空間部門」は既に応募作品による予選選考を行っているからそこで絞られた13作品がエントリー。土曜にプレゼンテーションを行う。この日は審査委員との応答のみが行われた。終了後5点に絞る。翌日曜日、決戦がこの5チームによって戦われた。ここでは会場からの質問が設定されていた。これが審査委員の指摘しなかった問題を新たに提起するという形である。それを受けわれわれ三人の最終の討議、結果、豊岡の楽楽浦に長くあった舟屋を新たに作りそこをコミュニティ施設とする提案が最優秀、となる。米子工業高専の作品であった。発見した地域の面白さ、集落の調査が行き届いていること、過去の舟屋の建設のささやかさを踏襲したいという視点の独創、などを評価した結果である。これとは別に、日曜昼前に一時間ほどの講演を行ったが、終了後、釧路高専の先生からの質疑を受ける。後ほどの自己紹介でかれは以前釧路で開催されたPLEAに学生として参加したとのこと、そういえば今回のホスト役、八戸高専のMさんは僕が日大で教えた人だ。時がたったことを実感する。
会場で見て最も面白いのは「構造部門」であった。300グラムのヒノキ材で1メートルほどの橋を作り載荷実験を行うもの。しかもユーパックの箱に収まるよう3分割したものを会場でジョイントするという条件付。申告予想荷重まで載荷する。予想を超え耐えるもの、載荷を開始したところで崩れ落ちるもの、様々。破壊され崩れるときの音は衝撃的である。表彰は最もおおきな荷重に耐えたものだけでなく、考え方に秀でたものにも賞が与えられたようだ。この審査委員にも日大での教え子、O君がいる。閉会式を無事終わり帰る。舞台づくり運営に携わった人々はほっとしていることだろう。大変ご苦労さまででした。
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by noz1969 | 2010-11-15 13:37 | 日記
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